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2018/04/19 16:44

スピルバ-グ監督「映画という共通言語を使えば、みんなが一つの絆で結ばれる」 日本の若き映像クリエ-タ-たちにアドバイス

 映画『レディ・プレイヤ-1』のYouTube Spaceト-クセッションが19日、東京都内で行われ、スティ-ブン・スピルバ-グ監督と出演者のタイ・シェリダン、オリビア・クック、森崎ウィンが登壇した。
 イベントは、最新作『レディ・プレイヤ-1』のプロモ-ションで来日中のスピルバ-グ監督が、日本の若き映像クリエ-タ-たちの質問に答える形で進行した。
 まず、スピルバ-グ監督は「映画は言葉の壁を越えます。映画という共通言語を使えば、みんなが一つの絆で結ばれると思います」とあいさつした。
 「ヒット作を作るためのアイデアやイマジネ-ションの生み出し方を教えてください」という質問に、スピルバ-グ監督は「想像力はもともと誰もが持っているものです。皆さん、子どもの頃はいろいろなファンタジ-を想像したと思いますが、そういうものをチャネリングしてスト-リ-を作るのです。つまり、イマ-ジネ-ションに対して常にオ-プンでいることが大切だと思います。そしてそのイマジネ-ションの中から面白い話が浮かんできたら、ぜひそれを書きとめてください」とアドバイスした。
 「映画の中に登場する日本のキャラクタ-で一番好きなものは?」という質問には、「若い頃、オフロ-ドでバイクに乗っていたことがあるので、『AKIRA』のバイクです。タイヤのグリ-ンフラッシュを忠実に再現しようと思いました。2番目はメカゴジラです」と答えた。また、宮崎駿監督のファンで、アニメ-ションの勉強をしている娘と一緒に宮崎監督に会ったことも明かした。
 最後に「この映画が描いた仮想現実の『オアシス』の中に入れたら何がしたいか」と聞かれると、「自分のお気に入りの映画の中に入っていきたい。でも私は俳優ではないので、家具や花瓶になって、その映画を違うアングルから見てみたいと思います」と答えて、笑いを誘った。
 映画は4月20日から全国ロ-ドショ-。
(左から)タイ・シェリダン、オリビア・クック、スティ-ブン・スピルバ-グ監督、森崎ウィン